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■スポーツ中やスポーツ後のすねの痛みは「シンスプリント」が原因かもしれません
スポーツで走ったり跳んだりする動作を繰り返していると、すねの骨の内側が痛くなることがあります。
その痛みが続いている、または悪化している場合「シンスプリント」を発症しているかもしれません。
「大したことない」と放置していると、疲労骨折につながるリスクもあるため、早めの対処が重要です。
この記事では、シンスプリントが起こる原因や主な症状、早期改善のためのセルフケアと治療法について解説します。
【この記事の要点まとめ】
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・シンスプリントは、走る・跳ぶなどの過度な負担(オーバーユース)によって、すねの骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。
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・主な原因は「過度な運動」や「硬い地面での練習」などですが、足の形や使用するシューズも影響することがあります。
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・初期であれば安静とリハビリで改善することがありますが、自己判断での無理な運動継続は疲労骨折を招く恐れがあるため注意が必要です。
■シンスプリントの主な症状
シンスプリントになると、脛骨(すねの骨)を覆う「骨膜」が炎症を起こし、すねにさまざまな症状が出現します。
シンスプリントで生じる主な症状は、以下の通りです。
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・すねの骨の内側(主に下3分の1)が、ズキズキと痛む
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・運動を始めると痛みが出現し始め、徐々に痛みが強くなる
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・骨の痛む部分を押すと、広い範囲にわたって激しい痛み(圧痛)が出現する
シンスプリントでは、痛みがすねの下3分の1 に限定して出現します。走る・飛ぶ・足を踏ん張るなどの動きで、すねに痛みが走る場合、シンスプリントが生じているかもしれません。
また、運動による痛みのほか、指で骨を押すことでも強い痛みが出現するのも特徴です。
なお、すねの痛みが出現する病気として「疲労骨折」もあります。シンスプリントと疲労骨折は症状が似ており、初期の段階では判別が難しいケースも珍しくありません。
そのため、すねに違和感を覚えたら早期に整形外科でレントゲンやMRIなどの検査を受けることが大切です。
■シンスプリントを引き起こす5つの原因
シンスプリントは、すねの骨(脛骨)を覆う骨膜が、周囲の筋肉(後脛骨筋やヒラメ筋など)に繰り返し引っ張られることで炎症を起こします。
シンスプリントが起こる具体的な原因としては、以下のような5つが関係している場合があります。
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・過度な運動(オーバーユース)
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・筋力や柔軟性の不足
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・足の形の問題
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・運動する環境の問題
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・使用する道具の問題
それぞれ詳しく見ていきましょう。
◎過度な運動(オーバーユース)
シンスプリントは、部活動に入部した直後や、合宿中・大会前などの練習量が急激に増えたタイミングで発症しやすくなります。
疲労をうまく解消できなかったり、過度な練習を続けたりするのが主な原因です。
◎筋力や柔軟性の不足
運動に耐えられる筋力や柔軟性が不足していると、負荷に耐えられなくなり炎症が起こることがあります。
小・中学生でスポーツを始めた場合、身体の発達具合が練習量と釣り合わず、負担を受けてしまうケースも珍しくありません。
◎足の形の問題
土踏まずがない「扁平足」や、踵が内側に入り込んだ「回内足」の方は、地面からの衝撃をうまく吸収できず、炎症を起こしやすくなります。
そのため、歩いたり走ったりするたびに、すねの筋肉に過度な負担がかかり、やがてシンスプリントを発症するケースが多いです。
◎運動する環境の問題
アスファルトやコンクリートなど、硬い路面でのランニングや、クッション性の低い体育館でのジャンプを繰り返すと、足への衝撃がそのまま骨膜のダメージへとつながります。
◎使用する道具の問題
底がすり減ったシューズや、自分の足のサイズ・形状に合っていないシューズを履き続けることも、シンスプリントを誘発する原因になることがあります。
クッション性の低下したシューズで運動すると、床から受ける衝撃が大きくなり、すねへのダメージが増加するためです。
また、自分の足に合わないシューズを履いて運動すると足の動きが不安定になるため、シンスプリントを起こしやすくなります。
■シンスプリントのチェックリスト
すねの痛みがあるものの、シンスプリントか判断できない方もいるでしょう。
ここでは、シンスプリントの疑いがある場合に受診の判断材料となるチェックリストを紹介します。
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・走り始めるとすねに痛みが出る
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・ジャンプやターンを繰り返すと痛みが出る
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・運動後しばらく痛みが続き、休んでいると落ち着いてくる
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・すねの足首側を押すと強い痛みが出る
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・期間が経過するにつれ痛みが強くなってきている
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・休んでから痛みが取れるまでの時間がだんだん長くなってきている
複数の項目に当てはまる場合、シンスプリントを発症している可能性があります。
その場合、なるべく早めに整形外科を受診し、骨や骨膜の検査を受けましょう。
『えさき整形外科リウマチ科』では、日本整形外科学会専門医による診察と精密機器を駆使した検査により、シンスプリントの早期発見と、状態に合わせた適切な治療を行っております。
当院では、スポーツ障害に精通したリハビリスタッフが在籍しており、シンスプリントの早期解決とスポーツ復帰、再発予防まで幅広くサポートしております。
すねの痛みや違和感にお悩みの方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。
■よくある質問(FAQ)
Q.痛いときは冷やすべきですか?温めるべきですか?
A.運動直後に激しく痛むときは、氷などで冷やしてください。1回15〜20分程度、氷嚢などで患部を冷やすと炎症が落ち着きやすくなります。また、お風呂上がりにふくらはぎやすねの筋肉へストレッチを行い、柔軟性を高めるのも効果的です。
Q.完治するまでどれくらいの期間がかかりますか?
A.症状の軽重や対応の早さによりますが、一般的には2週間〜数週間程度の安静やリハビリで痛みが治まることがあります。ただし、練習の質や量、環境の改善を行わないまま復帰すると、再発するリスクが高まるため、再発予防に向けた治療や取り組みを行うことも重要です。

